File #007 オルファの一枚切り 「ウィング」 147B (2005.3.27)
先週店頭で見かけて買ったのがこの、オルファの一枚切りカッター「ウィング」。
「紙が一枚だけ切れるので、スクラップに便利」っていうのがウリです。この種の一枚切りカッターはミドリやNTカッターからも出ているのですが(HILTEXっていう洋モノもあるらしいです）、私はオルファの製品が好きなので、この WING を買いました。
こういうカッターは、刃がカバーや本体から少しだけ（紙が一枚切れるくらいの長さだけ）飛び出ていて、切り抜きたい紙が一枚だけ切れる仕組みになっています。
手をきっちゃう心配もないし、下の紙までスパスパ切れることもないのでスクラップがやりやすいですよね。
で、張り切って使ってみたのですが、
- 妙にクセがあって、思ったようにはまっすぐ刃を進められない
- 定規を当てて使うと、切れる場所の見当がつきにくい
- 薄い紙だとやっぱり下の紙に多少傷は付くので、下敷きは置いたほうがいい
という感じで、すっぱりキレイに切り取るのは難しく、ほんとにスクラップをずかずか切るのにはちょうどいいかなという感じでした。
でも、アートナイフを使って手に感じる感触だけで上の紙一枚だけを切り抜ける人なら使わなくてもいいですね。
指を切る心配が少ないので子供やお年を召した方にはいいと思いますし、ざくざくスクラップに集中したいときはいいと思います。
売価は４２０円くらい。
オススメ度２ ★★☆☆☆ 用途は限られるけど、安全です。
っていう結論になったオルファ「ウィング」でしたが、ちょっと評価が上がりました。(2005.4.16)先日とあることで修正シールをたくさん作る必要がありました。ノーカットのシール用紙に修正内容をたくさんプリントして、それをカッターで切っていくのですが、台紙まで切らないようにシールの上一枚だけを切るのが結構めんどくさい。なにせたくさんの切り目を入れないといけないので、思わず台紙まで切っちゃったりと、なかなかに難しい作業です。
で、今回この「ウィング」を使って切れ目を入れたところ、上一枚だけを簡単に切ることができました。まあ、定規を当てて切る時の見当は相変わらず付けにくいのですが...
オススメ度３ ★★★☆☆ シールをたくさん作るのに便利。